今さら聞けない…石綿(アスベスト)事前調査義務化

今さら聞けない-石綿(アスベスト)事前調査義

お知らせ

なぜアスベスト事前調査が義務化されたの?

時間が経つにつれ、老朽化した建物の解体や改修工事が増えています。
もし、アスベストが使われている建材を適切な手順なしに撤去してしまうと、

その微細な繊維が空気中に飛び散ってしまう危険が…。
そこで 2022年 より、一定規模以上の建物を解体・改修する際には、

事前にアスベストの有無を調査することが義務化されました。

この調査によって、適切な除去作業を計画できるため

作業員や周囲の方々の健康を守ることができます。

調査って、具体的に何をするの?

アスベスト事前調査では、まず建物の図面や設計資料を確認し、

「アスベストの可能性がある部分」を特定します。
その後、専門の調査員が現地に赴き、実際の建材を細かくチェック。

必要に応じて、建材のサンプルを採取し、詳しい分析を行います。
この結果をもとに、「安全な撤去方法」が決定されるという流れです。

調査が必要かどうか、どうやって判断する?

建物の築年数が古い場合や、過去にアスベストを使用していた

可能性がある建材(例えば吹付け材やスレート屋根など)

が残っている場合には、事前調査の対象になる可能性が高いです。


「うちの建物は大丈夫かな?」と思ったら、お気軽にご相談ください!!

柔軟な働き方が可能

・急な生活の変化が起こった場合でも、グループ会社内の他事業部へ
 異動することで、新たな環境に適応しながら働くことができます。

仕事内容の変更が可能なため、その時々のライフスタイルに合わせた業務に
 従事することができます。

・「今より収入を増やしたい」「新しいチャレンジがしたい」といった希望にも
 対応しやすい仕組みがあります。

有給休暇取得率ほぼ100%!

・休みを取りづらい環境ではなく、ほぼ100%の有給休暇取得率を実現。

・プライベートを充実させながら働くことができるため、
 心身のバランスを保ちやすい。

・家族との時間を大切にしながら、無理なく働ける環境が整っています。

挑戦できる職場

・やりがいのある仕事に挑戦できる機会が多く、自分の成長につながる経験
 を積むことができます。

・会社全体で、家族と従業員が安心して働ける環境づくりに力を入れています。

・組織が一丸となり、働きやすさを追求することで、より良い労働環境を
 提供しています。

2025.08.06

お知らせ

夏季休業のお知らせ

平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、以下の期間を夏季休業とさせていただきます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。


※2025年8月18日(月)より、通常通り営業いたします。

夏季休業期間中に頂きましたお問い合わせにつきましては、

2025年8月18日(月)以降、順次対応させていただきます。

A. はい、その可能性があります。

買主や不動産会社から以下のような指摘を受けることがあります

・アスベストがあるなら価格交渉や売却不可になることも

・解体予定の場合、追加コストがかかるため買い控えされる

・インスペクション(住宅診断)で指摘されることも

➡ 売却前に調査を済ませておくと、スムーズな交渉がしやすくなります。

A. はい、義務です。

2022年の法改正(大気汚染防止法)により、一定規模以上の解体・改修・リフォーム工事を行う際には、アスベストの事前調査が義務化されています。

義務となる工事例

  • 解体工事:床面積の合計が80㎡以上
  • 改修工事:請負金額が100万円以上
  • 建築設備工事:請負金額が100万円以上

また、調査結果は所轄の自治体に報告義務があります。

デフォルト画像

現場は某オフィスビルの天井裏!!

「この建材、アスベスト入ってるのかな?」
現場でよく聞かれる質問のひとつです。

製造年が不明であったため、安全のために検体採取させていただきました。

日本では、2006年以前に建築された建物にアスベスト含有建材が使われている可能性があります

特に下記のような場所に使用されていた例があります

・吹き付け材(天井・梁など)

・スレート屋根・壁材

・パッキン・ガスケット類

・配管保温材

アスベストと見た目が似ている素材に「ロックウール」と「グラスウール」があります。

ロックウール:玄武岩や高炉スラグを原料とした人工鉱物繊維で、断熱性や耐火性に優れています。

アスベストと違い、発がん性のリスクは低いとされています

グラスウール:ガラスを原料とした人工繊維で、断熱性や吸音性に優れています。

アスベストよりも 繊維が太く、肺に入りにくいため安全性が高いとされています

これらの素材はアスベストの代替品として使用されることが多いですが、

完全に同じものではありません。特にアスベストは繊維が非常に細かく、

飛散すると健康被害を引き起こす可能性があるため、慎重な取り扱いが必要です!!

アスベストが含まれている塗料は、過去に建築用の仕上げ塗材として使用されていました。

特に以下のような種類の塗材に含まれていたことが多い

・リシン(薄付け仕上塗材)

・タイル(複層仕上塗材)

・スタッコ(厚付け仕上塗材)

これらの塗料は、塗膜のひび割れ防止や液ダレ防止のためにアスベストが添加されていました。

現在ではアスベストの健康への影響が問題視され、日本ではアスベストを含む塗料の製造・販売は

禁止されています。

もし古い建物の塗装にアスベストが含まれている可能性がある場合は、解体や改修時に飛散防止対策を

講じることが重要です!!

アスベスト除去費用は、基本的には建物の所有者が負担することが多いです。

ただし、場合によっては他の関係者が負担するケースもあり、

必ずしも所有者が負担するとは限りません。

アスベスト除去費用は高額になることが多いため、自治体や国の補助金制度を活用することで、

負担を軽減できる可能性があります。

特に、飛散性の高いアスベストが含まれている建築物では、補助金の対象となることが多いです!

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